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なぜ効果が上がるのか? 詳細内容1

脳活性&視覚機能活性プログラム「Vision & Brain」

 
(1) 脳は、刺激すればするほど、活性化します。
 近年の研究で、脳は、刺激すればするほど、活性化することがわかってきています。
人の情報の80%以上は眼からの情報といわれています。そして、眼はからだの表面にむき出しになっている脳そのものといえます。この眼を刺激すれば、脳は刺激され、活性化するわけです。
(2) 脳ほど個人差が顕著にあらわれるからだの器官はありません。
 みなさんのなかに、「アイデアがわかない」「やる気が起こらない」「学校の成績が不振だ」「記憶力が低下した」「集中力がなくなった」などとこぼすようになっている人はいませんか?
 人のからだは10代後半から老化が始まります。一方、脳についても、20歳を過ぎると老化が始まり、30代も後半にさしかかると、脳の衰えを次第に自覚できるようになります。そして、40代ともなるとボケの兆候が急増するといわれています。しかし、年をとるにつれて、脳ほど個人差が顕著にあらわれるからだの器官はないかもしれません。
 脳をずっと使い続けている人は、一般には、高齢になっても、ボケることはありません。
例えば、80歳を過ぎた政治家がボケずに第一線で活躍しているのは、いつも脳をフル回転させてあれやこれや思索する習慣がついているからでしょう。
 一方、まだ30代も半ばなのに、「やる気が起こらない」「物忘れが激しくなった」とこぼす人たちがいます。こういう人たちの生活を見てみると、朝夕の電車の中ではボーっと過ごし、昼間の仕事は毎日単調なルーチンワークをこなし、週末はぐうたら生活をおくっているというケースが多いようです。これで脳の老化が加速しないほうが不思議です。
(3) 脳は年齢に関係なく、成長し続けることのできる唯一の器官です。
 脳は、千数百億個にものぼる数多くの神経細胞(ニューロン)から構成される巨大な情報器官です。神経細胞は、人の誕生と同時に増殖を停止し、それ以降は徐々に減少していきます。
 神経細胞はその周囲から神経突起というものが多数伸びており、そのうちの1本は特に長く、軸索と呼ばれています。神経細胞は、単体では全く機能しません。神経細胞同士はシナプスと呼ばれる構造で互いに連絡しており、神経細胞に流れる情報は軸索や神経突起を通り、シナプスを介して隣の神経細胞に伝えられます。このように神経細胞同士がシナプスという腕でつながれ、神経回路が形成され、神経細胞間に相互に情報が伝達されることによってはじめて機能することになるわけです。
 ところが、こうした網の目のように張り巡らされた脳の情報網の中で、私たちが一生のうちに実際に使っているのは、わずか3%に過ぎないといわれています。
 脳には可塑性という性質があり、外部からの刺激に柔軟に順応しようとする特質があります。この脳の可塑性という性質から、からだを鍛えれば筋肉が増強されるように、脳に効果的な刺激を与えることによって、あなたの脳は活発になり、情報がスムーズに伝達できるようになるのです。
 脳に効果的な刺激を与えることによって、脳は、年齢に関係なく、あらゆる能力を身につけるようにできています。人のからだの器官の中で、脳は何歳になっても、成長し続けることのできる唯一の器官なのです。

神経細胞(ニューロン)同士の結合


神経細胞(ニューロン)
神経細胞はその周囲から神経突起が多数伸びており、そのうちの1本は特に長く軸索と呼ばれています。
また、神経細胞同士は、シナプスと呼ばれる構造で互いに連絡しており、神経細胞に流れる情報は、この軸索や神経突起を通り、シナプスを介して隣の神経細胞へと次々と送られます。

脳の可塑性−新しい神経回路の形成
脳の可塑性は新しい神経回路の形成によって生じます。そして、新しい神経回路は、1.発芽と2.シナプス可塑性のメカニズムによって形成されると考えられています。

(1)発芽

3つの神経細胞a、b、cのうち最初は、a→bの回路しかなかったものが、新しくシナプスが発生することにより、a→cの新しい回路が作られます。

(2)シナプス可塑性

シナプスの数は変化しないのですが、神経細胞と神経細胞の間での信号のやりとりがしやすくなるというものです。
神経回路においては、神経細胞から神経細胞への信号は、aが放出する神経伝達物質をbが受け取るという形で伝えられます。aの神経伝達物質の放出が増大したり、cの神経伝達物質の感受性が増大すれば伝達効率が良くなります。いままで伝達効率が悪くほとんど利用されていなかったシナプスに情報がスムーズに伝達できるようになれば、新しい回路が形成されたと考えることができます。